(^  д  ^) :勝った 20:18
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七夜 梓 :・・・ 20:18
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(^  д  ^) :親のビデオカード 20:18
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七夜 梓 :お題↑ 20:17


「ねーちゃん、ビデオカード貸して」
急に弟が部屋に入ってきた。
入ってきて第一声がそれか。
「なんでいきなり乙女の部屋に入ってくるのよ」
「はいはい乙女乙女。
 そんなのどうだっていいから貸してくれよ」
「イヤ。
 母さんのを借りればいいでしょ」
「母さんが持ってるわけないだろーが」
それもそうだ、母さんがビデオをわざわざ借りて見るとは思えない。
「じゃあ父さんのは?」
ふっと弟の表情が変わる。
「なによ、父さんのはダメだっていうの?」
「……カードに、借りたビデオの名前が残るだろ?」
そう、うち近くのレンタルビデオ屋はカードにレンタルしたビデオの名前が書きこまれるのだ。
「……それで?」
「父さんの、どうみてもAVらしき名前が書いてる」
「……」
……コメントに困る。
とりあえず、ビデオカードを弟に放り投げ貸してやる。
「……今度、自分の作りなさいよ」
「暇があればね、さんきゅ」
出て行き様に弟が投げてよこしたビデオカード。
そこには『実録!息子の入浴シーン』と書かれていた。



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